中性脂肪を少なくする 生活習慣病の予防のために中性脂肪を少なくしましょう。

高脂血症を引き起こす原因には、肥満、糖尿病、甲状腺機能低下症、遺伝によるものがある。
比較的多いのは肥満や糖尿病によるもの、糖尿病では、血中のブドウ糖が増え一部のブドウ糖は
肝臓で中性脂肪に変わり、高中性脂肪血症を引き起こす、さらに、血中コレステロール値が上昇する。
甲状腺機能低下症では、甲状腺の機能が低下すると、甲状腺ホルモンの分泌が低下し高脂血症を引き起こすことがあります、
脂質の代謝にはホルモンが関係しているからである、この病気は症状が表に出にくく、見過ごされている場合があり、
高コレステロールと診断された時は、甲状腺機能の検査を受けた方がよいでしょう。
遺伝による高脂血症には何種類かのタイプがあり、発見度合もそれぞれです、治療をすれば問題はないが、
放置しておくと動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。

　生活習慣病を予防するためには、中性脂肪をのもととなる、脂肪分を体内に取り込まないようにするのが効果的です。 　そのためには、料理をするときにちょっとした工夫で脂分を少なくすることができます。 　まずは、肉類（牛肉、豚肉など）についている脂身をカットします、これだけでも脂肪の摂取量をかなりへらすことができます。つぎに、鶏肉についている、「皮」、もったいないですが・・・取ってしまいましょう、鳥皮の部分には、脂肪が多いので、中性脂肪やコレステロールが増えてしまうので必ず取り除くようにしましょう。 　このように、料理の方法を改善すれば、脂肪分を減らすことができて、体内の中性脂肪値やコレステロール値が増えすぎることが無くなります。 　しかし、暴飲暴食や運動不足は脂肪の消費ができないため、中性脂肪が増えてしまうので注意がひつようです。